月別アーカイブ: 2011年3月

募金の合法性

東テネシー地域で、商店・レストランに募金箱を置いていますが、現在19軒の協力の元$528集まりました。ありがたいことです。一人一人の力って偉大です。

ぼちぼちイベントの準備などしながら、ずっと気になっていた米国での募金のLegality合法性について分かったことです。

アメリカでは、連邦・州・郡の順の行政区域となっており、州ごとに法律が違うように(運転ルールとか罰金も違う)、郡の単位でも定められてる内容に違いがあります。とはいっても行政区域が上の法律に食い違うことが無いように作られており、今回の回答はState of Tennessee Department of State(国務省テネシー州局)直々のものなのでテネシー州全域に適用すると思われます。

この結果はテネシー州のものなので、在米の方はお住まいの州のDepartment of Stateにお問い合わせください。

私が持っていた質問は「募金活動は公的な団体でなくてはできないのか?個人で募金活動をする場合はどこかに申請が必要か?募金をするにあたって税金を払う必要があるのか?」でした。答えはNo,Yes, Yes and Noです。つまり

  • 個人として集金をすると、いかなる理由であっても(寄付目的であっても)Business(事業)として州に申請しなくてはならず、更にBusiness Taxの支払いが必要。
  • その申請には、寄付主体である団体Professional solicitors(プロの請願者?)としての申請には申請料$800、集めた資金の最終的な寄付先団体との契約書、申込書が必要。
  • ただし、集金額が$30,000以下であれば、Exemption Requestを提出することによって州申請が免除される。

個人としてやる場合(つまり今回の私のように勝手に箱を作って商店に置いてもらい、集めた募金を直接自分でNGOに送る場合)は州への申請が必要で、事業税がかかります。ただ、集めた募金を既に体裁が調っている団体に受け渡すのであれば、その申請は不要です。学校と名のつく教育団体であればBusiness Taxは免除されており、また寄付による税控除を出すこともできるそうです。

結論として、私は義援金集めのための事業申請はせず、これから募金箱で集める募金は近くの日本人学校の寄付金専用口座にジョインすることにしました。(これまでの募金箱の脇には赤十字に送ると書いていたので、これまでの募金は赤十字に送ります。)

少しでも義援金を集めることが募金の主目的ですが、法の枠内であることは私にとってかなり重要でした。事業としての申請し、それに伴う税金の支払いをするより、信頼できる団体の傘の下に入る方が個人レベルの募金であればいいように思います。その団体と最終的な寄付先で意見が一致することが大事ですが。

テネシーの方はこちらを参考にどうぞ。
Tennessee Department of State Charitable Fundraising & Gaming

また、募金は募金でも、お子さん(に関わらず誰でも)が隣近所を募金箱を持ってまわるSolicitingは市役所での登録で、一人$50、指紋の登録も必要だとのことです。ご注意を。

一週間…長かった

緊急性から言ったら仕方がないけれど、原発ばかりにメディアが集中しているので被災地のことが心配だ。日本のテレビで協力して「よし、お前は原発流して、俺は避難所・安否・配給所情報専門な」ってならないのか…。

大学時代の後輩が岩手県で暮らしているのだが、彼女が震災の日のことをブログに書いた。胸が詰まった。地震は誰にでも起こる災害なだけに、ぜひ読んでほしい。
震災 – ゚・:*:・。 mochi-log 。・:*:・゚

ちゅかもちとはtwitterでずっと繋がっているけれど、1歳の男の子と愛犬がいる身で本当に毎日よくやってる。原発が落ち着かず不安なニュースばかりの中、すごくがんばっていて、自分だって一杯一杯なはずなのに、ガソリンが無くなって過酷な状況にいる他の人のこと気遣ってもいる。この一週間そういう人をたくさんtwitter上で見た。がんばれ、ちゅかもち!でもがんばりすぎないで!

そしてこちらはドイツ人クララさん。在日14年の彼女のブログを前から愛読してたのだけど、震災直後から彼女が寄付サイトを立ち上げ、その額はもう175,143 €(約2千万円)に達した!すごい!

台湾ではチャリティ番組で21億円集まったとか、サンドラ・ブロックは1万ドル寄付したとか、こういう額を見ると、自分のやっていることがあまりにも細々とし過ぎているんじゃないかとヘタったけど、母が
「海の向こうの国のためにお金をくれるなんて普通そうできることじゃないよ」と言ってくれたので、「そうだよね!」となった。ナイス母。

直接何もできないのが歯がゆいけど、個人ができる限りのことを長い間するのが一番大切。アメリカ中の日本人がどんどん立ちあがっているので、ぜひそのノウハウをシェアしてもらってこの小さな町で真似していこうと思う。

できることを、無理ない範囲で

たとえどんなにデカい災難が立ちはだかろうと
うろたえず一つ一つ丁寧に問題を解決していく事が大事なんだ
           ナグリ Capcomゲーム『大神』

地震が発生してから、短時間のうちにものすごい活動されてる方がたくさんいます。
自衛隊や米軍、各国からの救援部隊が続々と現地入りし、プロの力で1万人以上の方を救出しています。そして今福島では文字通り自分の命を賭けて溶融事故(メルトダウン)を防ごうとしている東電の方がいて、既に犠牲になられた社員、自衛官の方もいます。

そんな中、「自分は何もできない」と思いこんで無力感で落ち込んでいる方が、日本にも国外にもたくさんいると思います。でもそんな方々に言いたい、自分を責めることはないと。側に行かずにできる支援もあり、今被災地に駆けつけないという思慮・要請されてないモノを送らない思慮も一つの支援と思いますし、日本に住んでいる方は今は節電するという形で被災地に貢献できています。そして、在外の日本人でも寄付という最も確実性の高い支援ができます。

広告代理店勤務のさとなおさんのブログ
あれから約55時間。プロジェクトは3つ
発生直後から専門分野(広告)のネットワークを生かし、プロのデザイナーにアクセスしてあっという間に海外での義援金募集に使えるロゴを公開してくれました。
Pray for Japan
すごい!これは使える!
これをプリントアウトして募金箱を作り、この辺りの日本料理レストラン4軒、アジア系スーパー1軒、オーガニックストア1軒に置いてもらうことができました。写真をアップしたら、Facebookで見た友達が手伝ってくれました。Thanks!

募金箱は、最初はDollar Generalというまあ100円ショップみたいなところで段ボール箱を買いましたが、翌日近所のWalmartで使用済みの段ボールがあったのを見つけて、マネジャーに頼んで取っておいてもらいました。使えそうなキレイ目の段ボールを組み立て、プリントアウトしたロゴを貼り、呼びかけ文(こちら。ご自由にお使い下さい)を後ろに貼り、完成。あまりに宛先シールが目立つ場合はプリントアウトした新聞記事を貼る。(3月14日のNew York Timesの一面が衝撃的。こんなに悲しい写真があるだろうか?)

実際に被災された方の側に行かずにできる支援がたくさんあります。

Twitterでは、今相馬市で粉ミルクが足りてないとか、毛布が欲しいとか、どこで何が足りないという具体的なニーズがわかりますが、アメリカという遠く離れた場所に住んでいる以上、今日のニーズが届いたときのニーズとは限りません。確実性が高い支援の形、やはりそれは資金。自宅を流された方のための仮設住宅が少なくとも1万戸以上必要だと見積もられており、完成して、移り住んで、そこからまた自宅の再建まで長い時間、おそらく5年以上が必要になります。でも、逆を言えば、時間さえ経てば再建できるんです。長期的な支援のため、一回募金して終わりじゃなくて、毎月や毎週積立のようにして募金することがベストだと思います。一回無理しても続かないですし。

しかし、こちらのアメリカ人の意識というのは当然ですが私たち日本人程ではないです。米国在住のコンサルタント鈴木典子さんの海外に住む私たち日本人にできることで書かれているように、アメリカ人で今回の災害について知ってはいても、まるで興味本位で世間話のように触れて「えっそれだけ?」と思ったりしました。あ、でもすごく共感してくれた人もいました。
どれだけここのアメリカ人に、地震について、これからの長期再建について知ってもらうか、共感を高められるか、ということも密かな目標です。感情の押し付けにならないよう努めますが、人間自分が善意でやってると思うととたんに図々しくなったりするので、匙加減が難しいところです。まあ自分が無理だと感じない程度に出来ることをやります。

  

募金箱を置いてもらったところ。オーナー快諾してくれました…ありがとう!お金よ集まれ。

スカイプのアカウントを作ろう

11日に日本を襲った地震からもうじき丸3日経とうとしてます。こちらでも非常に大きなニュースとして取り上げられており、CNNは地震発生から10時間以上もの間他のニュースを挟むことなく日本の地震についてレポートしてくれました。徐々に公開されていく映像には言葉が出ません。なぜ、なぜこんなことが。

私が地震について知ったのは11日の朝で、既に地震から数時間経ってからでしたが、それからリアルタイムの情報に追いつくまでの間、スカイプとtwitterの強さをつくづく思い知りました。
スカイプは、日本の携帯が全く使いものにならない中で唯一の通信手段でした。スカイプを使わない人でも、災害のときに備えてアカウントだけでも作っておくべきだと思います。一瞬でできますから!スマートフォンならアプリとして無料でダウンロードでき、マイクなど揃える必要もありません。(クリックでサイトに飛びます)


東北大地震の後に新潟県中越地方が震源の地震があったとき、新潟市内に住んでいる夫の家族と連絡が取れず、とても心配しましたが、しばらくしてから繋がったときには本当にほっとしました。そのときもスカイプです。義母によると、持っていたソフトバンク、auが両方とも機能せず、通話できるのはスカイプだけだったそうで、東京と千葉にいる義弟ともスカイプで連絡が取れたそうです。

Twitterもすごい。次から次へと更新される大手メディアのニュースを追いかけるのにこれ以上適したツールは他にありません。特に地震が起きてからの機動性がすごかった。リアルタイムで助けを求める人の声があっという間にRT(リツイート)される様子には鳥肌が立った。インターネットの弊害は色々あるだろうけども、こういう方向にネットワークが進化したのは絶対に間違ってなかった。Twitterやっててよかった。

最後に。Facebookでは、私に長年会っていない海外の友人たちがお見舞いのメッセージをくれました。本当にありがたい。彼らが日本の災害を自分のことのように思っていてくれることに心から感謝します。
タイの友達が、「タイ政府が日本に救援隊を出してほしいけど、タイの首脳部は腐敗してるから無理かな(ノД`)・゜・。(←イメージ絵文字)」というメールをくれて、笑いましたw

私も在米日本人として、できることをやっていきたいと思います。

ヌードを描く

継続受講中の「Drawing II」アートの授業です。
前学期は静物画中心だったのですが、今学期はLife Drawing(実在のモデル写生)つまり、ヌードモデルです!ひゃー!
中学高校と美術部で水彩と油絵を描いていたけど、ヌードモデルを呼ぶなんて初めての経験。テレビでしか見たことのない職業の一つ。ついに私もこう言えるのか。我こそはヌードモデルを描く者ぞ。

最初のモデルさんは女性で、テネシー体型と言っちゃうけれども割とふくよかな方だった。しかしそこは恐るべしモデル体型でなんと8頭身。顔が小さくて足が長い。
彼女はプロのヌードモデルなので、3分ごとに今まで未出のポーズを取り続ける事が出来るし、ポーズを取ってからは微動だにしない。話を聞くと、彫刻のモデルの時などは数日にわたって同じポーズをとり続けることもあるというので、仕事としてやっているレベルは違うと思う。

(さらに…)