月別アーカイブ: 2012年10月

アメリカでフォトブックを作る

日本から帰ってきてあっという間に2カ月。
当初の予定だった一か月の滞在を二週間延長し、心行くまで食べ尽くして日本の夏をエンジョイしてテネシーに戻って来た。
やっぱり故郷はよい。

戻ってきてからも割に色々と動いていた方だと思うが全然記録を書いてなかった。
臨床心理をやってる友達からも、記録することは心理的にもとてもいいと聞いたので、できればこのブログももっと更新したいものだ。
「アメリカでナニしてたの?」「えっ…」ってなっちゃうもんね。

今月オーダーしたフォトブックの話。

日本でフォトブックというとPhotobackが圧倒的にスタイリッシュで人気だと思っているが、アメリカでも似たようなフォトブック制作会社がないかとずっと調べていた。
国際郵便にも対応して便利になったPhotobackは私も大好きでA5版のLifeを過去3回ほど作っているのだが、質がいい分いかんせん高い。
ちょっと色気を出して6色印刷にしたりすると1冊辺り4000円になってしまったりして、そう気軽に頼めない。

わざわざ郵送してもらうのも、ということでそれではアメリカのフォトブックはというと、スクラップブッキングの影響なのか、デフォルトの背景画像がどうもうるさくてハロウィンの写真にはSupernatural!とかAutumn Feast!とかイタリックで書いてあるようなイメージ。(いやそういうのいらないからと思ってしまう私なので趣味の問題です)
あとは厚紙表紙のくりぬきでどうも野暮ったかったり(Picaboo)デコレーションもべたべたと派手なものがほとんどで(ShutterflySmilebooks)、シンプルスッキリ写真が活きるPhotobackのようなレイアウトの本が作れる、そして日本語テキストも対応しているという会社は中々見つからなかった。

でも見つけたよ、Blurb

ここは超おすすめ!
なんでかっていうとレイアウトの自由度が高く、そしてBookSmartというソフトに限り日本語テキストも対応しているから。
おまけにページ数の規定がPhotobackのようにないので、限られたページ数に入るよう写真を選ぶ、のでなく、好きなだけ写真を盛り込めて後から恵ページ数を決定できる。
そしてこのスタイリッシュさを見てくださいよ…。
Blurb – Book Ideas
これだよこれ!求めていたセンスはこっちの方向!

値段も低くて、というか同じ大きさのフォトブックでも表紙の種類(ソフトカバーかハードカバーか)によって数ドル差があるのだがそのレンジが幅広いのでお求めやすいです。(人に配ったり何冊も注文したいときはソフトカバーで、一冊自分用の場合はハードカバーでと使い分けられるので)
Blurbで本を作る方法はいくつかあるのだが、ダウンロードする必要のないBookifyとダウンロードして使うBookSmartが主なものかと。
ただBookifyは日本語対応してません。
日本語OKのBookSmartはBlurbの出してるソフトウェアなので(無料)ダウンロード、インストールする必要があります。

BookSmart起動画面

使い勝手はかなり直観的でなんとなくいじってるうちにできるようになる、という感じです。
私はこの秋の旅行をまとめたフォトブックをBlurbで2冊40Pのものを作りましたが送料を入れても一冊$13ちょっととかなりリーズナブルにできました。
Text Weight Paperだったけれどもかなり綺麗に印刷されており、十分満足のいく出来。

日本にはPhotoback様がいるのであまり意味はないかもしれないけど、一応日本への発送も対応してて、1冊につき一番遅い発送プランで$17ちょっと。高いですね。
ということでPhotoback好きな人でアメリカでフォトブックを作るならぜひBlurbを!という回し者みたいなポストでした。