私が学生の頃には到底考えられなかった風景です。
先生が授業中見せてくれたSr.Mara(セニョール・マラ)のスペイン語講座。
文法「再帰動詞」についてのこのビデオ、音楽と替え歌に合わせて踊りながら解説(?)するマラ先生…た、楽しそう!一般人とは思えない体の動かし方はさすがアメリカ人。このノリは生まれつき?
語学の教材というと、シリアスで面白みが無いというイメージがなかなか取れないですが、セニョール・マラの一連のビデオ(彼のチャンネルのリンクはこちら)はスペイン語を学ぶ人々、スペイン語教師から賞賛のコメントが寄せられています。確かにこれほど記憶に訴えるものはない…。間違い無く音楽の才能もありますよねこの人。
私が大学で語学を専攻していたときには既にyoutubeはあったけれども、教材として使うという発想は先生にも生徒にもありませんでした。先生の年齢層が高かったというのも、教科書と辞書が主役という伝統的な教授法ばかりだった理由のひとつかもしれない。(しかし発音の権威だった60近い先生の授業で、Journalistinという単語の練習だけで2時間費したこともあった。あの授業はどうかと思うよ…)
スペイン語の先生は33歳のアメリカ人なので、おもしろいと思ったものをすぐ使うこの柔軟さは若さも関係あるのかも。学生の興味を引き付けられるように先生も努力してるところがあります。
こちらも授業中に紹介されたビデオでプエルトリコ出身の歌手、Daddy Yankee。南アメリカの橙色の熱気を感じるPVです。国際的にも成功しているヒスパニック系の大物歌手だそう。