義援金集めのために企画したチャリティーイベントについてです。
4月の上旬に2回サイレントオークションを実施しました。
サイレントオークションとは、アメリカではよくある形の慈善活動の形でオークションの一種です。出品物の前に置いた紙に競り値を書き込んでいくというオークションの方法です。
これは実際に出品したアンティークの食器ですが、この出品物の前に下図のBid Paper(入札票とでも訳すのかな)を置きます。
a bid paper
その商品が欲しい場合、すぐに買える値段(Buy-it-now price)に達するまで、前に書いた人の値段よりも高い値段をリストの上から書き込んでいき、オークション終了時刻に一番高い値を付けた人がその出品物を買うことができます。
サイレントオークションというのは日本人にはとりわけ聞き慣れない言葉ですが、アメリカでは、知人が病気になり多額の医療費が必要になったときとか、ローンが払えず家を出なくてはならなくなったりしたときなど、仲間内でこのようなイベントを企画しお金を集めること(Fundraising)が行われています。
オークションのメリットは
・欲しい人が多ければ多いほど品物につく価格が上がる
・現金以外の寄付を受けることができる(ショップは商品券を出品することによって、現金でない寄付ができる。またショップの宣伝にもなりうる。)
デメリットは、
・欲しい人がいない場合、品物自体に値打ちはあっても相場より低い価格で売ることになる
実際にオークションをやってみて、不要なもの、各家庭に埋もれていた品物がそれが欲しい人の手に渡り、そしてその売上が寄付に行くというwin-win-winを目の当たりにすることができ本当にうれしかったです。
サイレントオークションをするための企画、出品物準備、会場の準備、当日の段階に沿ってto doリストを書いてみました。長くなったので会場の準備、当日については次のエントリにします。
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